銀行からの融資
飲食店開業資金の借入先として銀行がありますが、これには返済期間が1年未満の短期融資と1年以上かけて返済する長期融資とがあります。
短期融資の形態として「手形割引」、「手形貸付」、「当座貸付」があるのですが、手形の場合、売掛金の回収は銀行がやってくれますし、手続きが楽なのですが、不渡り手形になってしまった時に、買戻しの義務が発生したり、短期の場合だと資金繰りが非常に慌しいというメリットとデメリットがあります。
「当座貸付」はあらかじめ融資を受ける限度額を設定しておいて、その金額までは当座預金がマイナスにできますし、常時融資を受けたり返済したりすることができます。ただ、非常に審査が厳しくて、かなりの優良企業でないと難しいでしょう。
長期融資は証書貸付という形態で、一般的に良く知られている、金銭貸借契約書を交わして融資を受けるもので、この契約書は、借金証書だとか、借金契約書などとも呼ばれています。ただ、飲食店開業資金を銀行から借り入れるのは現在かなり難しい状況になっていると思われます。
融資を受けようとする銀行とそれまでに、長期に渡って大きな取引があり、しかも信頼されているか、よほど大きな担保か信頼のおける保証人がいれば別ですが、今の段階では、新規や実績のない事業への融資はそれほど期待できないでしょう。
例外として新規でもフランチャイズチェーン店の店舗の出店の場合は、飲食店開業資金の銀行からの融資は受けやすいようです。